指輪になる前のカシの木の棒と今日完成したウッドリング。上1890-、下1575- クシュクシュにて
2008-03/20 ウッドリングのパッケージを製作した。ウッドリングはカシの木を旋盤で削って作る。その際にカシの削りクズがちょうど鰹節の様に出る。クズとは言ってもすごく愛着のあるもの。リングに限らず木工作業で出るいわゆるおがクズはなんか捨てられない。かつて現代美術の本で穴を掘りその土を円柱状に盛り上げた作品に衝撃を受けたことがある。もともと1つだったものが一方は作品でもう一方はクズ。不思議な感じがする。リングはかちかちで、クズはフワフワ。それを透明ビニールに空気と一緒に1つのパッケージにした。リング=環は永遠の証。そして残りはそっとクッションになって包んでくれる。