3月23日、私にとって特別な日です。
2年前、思いもよらぬきっかけからスタートした社会人としての学生生活。
それにもいよいよ終止符を打つ時が来ました。若い学生たちに混じり、卒業式に出席します。
FATのアトリエはこの2年間、スロースタイルで、みなさんに大変とご迷惑をお掛けしました。
しかしその間に、多くの知識や技術、そして何より多くの方々とのすばらしい出会いがありました。
改めて学ぶことの素晴らしさを知り、人はいつでも学ぶことが必要であることを実感しました。
そして真剣に学ぶことは楽ではないということに改めて気付かされました。
<ちょうど1年前ことですが、私たちは大きな震災に直面しました。
それは、決して忘れる事のできない悲しい出来事です。
当日の私は、勤務校で自分の生徒たちと一夜を明かしました。
今まで経験のしたことのない日々が続きました。
5月には塩竈、七が浜に行き、ほんの僅かですがボランティアに参加しました。
ただ何かを感じる事ぐらいしかできず、その時は言葉になりませんでした。
けれど、今、少しずつ自分の考えとして見えてきている様な気がします。 >
FATという小舟をドックに泊め、
もの作りについて再考しようと決意した2年前。
本当に、いろいろなことを考えました。
私たちの今後の活動は、無我夢中でもの作りを続けてきた20年の歳月を大切に
「モノづくり」を越えて、みなさんにとって幸せな出来事となる様な
「コトづくり」を次の目標に掲げたいと思います。
これからの、FATにどうぞご期待ください。
2012年3月11日
FATtokyo/寺島徹
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