クラフトレーベル FAT
      アトリエにようこそ!
fragment of materials/素材の欠片たち 11  アンティークのシェルボタン
アトリエの温度計は朝方到着時に今年も40°をさしている。長年同じ場所で過ごしてきたのに今まで気付かず、今年初めて発見したこと。それは、日中窓を外すこと。風通しが良くなり、明るく、横長の風景は格別だ。暑いとか、何らかの障害は時として魅力的な答えを出してくれる。先月はオープンアトリエで盛り上がったが、すごく印象的だったのは、アトリエトリゴヤさんのシャワー。ポリタンクに、風呂用ポンプが落とされて、その先にシャワーヘッドが付いている。よしずで覆われ南国のリゾートみたいだ。アトリエ見学の大収穫だ!作品も人柄も素敵だったが、こういったアイデアもまた本当に感動する。今月はアグレアブルミュゼさんの15周年イベントに参加している。24日まで。FATのミュージアムグッズに画家の小林裕児さんがニードルでドローイングを施してくれた。意外なケガキ線にこちらも感動した。人と出会うことでもまた何かが生まれるものだ!2008年8月7日
オープンアトリエのコーディネーター木下朝美さんがアトリエに訪れて下さいました。短期間でシンポジウムや広報など様々なアイデアですばらしいイベントにして下さいました。今回のイベントに参加してとても良かったです。当日は猛暑初日と言った感じでしたが、みなさんはるばるバスを乗り継ぎ来て下さいました。途中の知り合った方とクルマを乗り合わせたりいい場面もたくさんありました。木下さんを始め、リーダーの宮沢泉さん、いしばしめぐみさん、多摩美術大学の学生チームの方々、本当にありがとうございました。

寺島徹
オープンアトリエ初日のバターナイフ製作。カバザクラの角材に、好きなナイフのアウトラインをトレース。
糸のコや、ノミ、彫刻刀、サンドペーパーを使って仕上げていきます。
無心になって製作することが楽しかった。とおっしゃっていた参加者のNさんは、驚異の集中力で、3時間程で素敵なバターナイフを仕上げていらっしゃいました。
皆さん、暑い中お疲れ様でした。

岡村夏子

FATの助っ人として3ヶ月が経ち、アルミのハシオキとアルミコースターを製作しています。新品のアルミ板にカッターでケガキ線を入れ、はさみでカットします。ハシオキはドリルで穴空け折り曲げをしますが、最初はドリルの穴が中心に開かず苦戦しました。0.5ミリのずれが最終的に2,3ミリずれてしまう。ミスはアトリエ全体の損失になるので気を使います。コースター製作はタガネでたたき出します。僕の好きな作業です。今は週一日ほどですが、頑張って作業をして、良い汗を流しています!

福地誠司
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