木曽の仲間から0803のトップページについてコメントが届きました。

2008年3月14日/アトリエジェイ主宰鈴木敏彦氏

ホームセンターで購入した砥石ですが、随分安いですねえ。
僕のは御ひいきの刃物やさんで、一番安い5千円のを購入して
仕上げ砥石として使っています。値段はともかく、仕上げ砥石は
人口、天然問わず水には漬けません。少しだけ、砥面に水をたらして
ゆっくり研ぎます。(刃物やさん伝)。それは、水の幕が砥面と
刃物の間に入り、言わばスケートがすべる原理と同じ様に
ツルツルすべるだけだからだそうです。技術専門校でも、
人口砥石(8千番)を使っていましたが、水には漬けませんでした。
そのかわり、研ぐ前に名倉砥石というのを別に買い(砥面調整用、数百円)
それで、シャカシャカと円を描く様に白い砥汁を充分出してから研ぎます。
但し、仕上げの前の中砥(1000番)は、充分に水に付け、
研石からしみ出る水分を利用し、研汁は理論的に番手がどんどん細かくなるので、
その研汁を使いつつ研ぎます。蛇足??

何気なく使っていた砥石ですが
ちょっと夢中になりそうな道具です。
コメントお待ちしています。
2008年3月23日/寺島徹